【富山】 高原兄さんスマホで作成　確定申告 模擬体験　県民会館

2024年2月10日 05時05分 (2月10日 10時55分更新)

　富山市在住のミュージシャン、高原兄（けい）さん（６４）が９日、スマートフォンを使った確定申告書の作成を、同市新総曲輪の県民会館で模擬体験した。
　２０２３年分の所得税などの確定申告が１６日に始まるのを前に、マイナンバーカードとスマホやパソコンがあればインターネットで自宅から手軽に申告できることを知ってもらおうと富山税務署が企画した。
　高原さんは手順に沿ってスマホを操作し、個人情報や収入、医療費と寄付金の各控除額を入力。給与所得の源泉徴収票をカメラで読み取る際に手間取る場面もあったが、作成は１０分足らずで終了した。
　高原さんは「あまりスマホを利用しない男でも確定申告できた。皆さんもチャレンジしてください」と呼びかけた。
　同税務署によると、自宅から申告手続きをする人はコロナ下の外出控えなどもあって増えている。同署管内の２２年分の申告では４万１２５１人が自宅から手続きし、うち約４割の１万７３５９人がスマホでの手続きだった。
　確定申告の期間は例年３月１５日までだが、能登半島地震の影響で、富山、石川両県の納税者（法人含む）は被災の有無にかかわらず申告期間が延長される。延長期間は未定としている。（平井剛）

https://www.chunichi.co.jp/article/851396

紳助も旧知の友人に仕事与えるなんて優しいね