闘病ブログの最後が悲しすぎる😢💦

もう苦しめないで
2023-12-05 02:06:20
テーマ：ブログ
公式ジャンル記事ランキング：入院・闘病生活287位
昨日の夜から付き添って朝6:00に病院出ます
子供達を送り出して私も少し休んで午後にまた病院に向かいます

今朝の島根県はものすごい濃霧🌫

だからかな？
昼間はとても暖かかったです

旦那の病室か徒歩5歩くらいの所に中庭みたいなバルコニーがあります

今日は天気が良かったので、そこまでちょっと歩いてみない？
と誘ってみました

旦那は
歩けないよ、無理無理

と言ったので

私は歩けないのか、歩かないのかでもちがうよね

と言いました

そしたら、
じゃあちょっと行ってみようかな

となんとやる気になってくれたので、細心の注意を払いながら行ってみた

本当に畳3畳くらいの小さなバルコニーからは真っ青な空とふわーっと流れる雲が見えて、ちょっとしたガーデニングのような小さな花壇には可愛いお花がたくさん咲いてて、ふたりでベンチに座って、初冬の香りや風を感じふたりで空を見上げました

今この時にスマホを持ってこなかった事を激しく後悔したけど、取りに戻る5歩ももったいないと思う程、とても貴重で大切な時間でした

今この時を生きる

ってこう言う事なんだって

たった5歩の距離さえ歩けないと思うくらい弱ってしまって、大きかった背中も小さくなって、頭もこんなに小さかったんだと思うくらい小さくなって、少しの刺激や挑戦も痛みや吐き気に繋がると思ってしまうって、もう私のわかる範疇じゃない世界にいる旦那だけど、この時はなんか数分だったけどとても貴重な本当に私の大切な時間だった

そこに担当の看護師さんが少し興奮した様子で

どうしたんですか！？
ふたりで！
どこのカップルかと思っちゃったー！
すごいですね！
今日みたいな日は気持ちがいいですよね！

と言って慌ただしく去っていきました笑

強い麻薬の痛み止めがものすごい量で入っていて、意識も少しふわふわするって言ってたから心配だったけど、少しの小さな挑戦が出来て良かった

https://greta.5ch.net/poverty/

そんな旦那の今日の採血結果を見て心臓が強くドクン

黄疸の値がHに

肝機能障害
閉塞性黄疸

の疑いでCTを撮ることに

結果はやっぱりがん細胞が一週間前と比べてまた増悪してた

胆汁を流してビリルビンという体の毒素を分解する機能がもう無くなってた
胆汁が通る管ががん細胞に挟まれて閉塞している

このままだと日にち単位で肝不全になります

と主治医と他の担当の先生、担当看護師さんと私で面談

胃カメラでこの閉塞している部分に人工的なステントというストローみたいな管を通してあげると少しは違うかも

でも胃カメラは絶対やりたくないと決めている旦那

凡人のする胃カメラとはかけ離れた苦痛を伴う事は間違いなく、細い細い胆管にステントを入れる手技は消化器内科の先生でも至難の業

なのに、こんなに麻薬を使っている旦那には鎮静が効かない可能性もあり、痛みと苦痛に悶えてしまう気もすると主治医の見解

でも本人がどうしたいかはきちんと聞かないとね

そして私は旦那に説明

閉塞性黄疸になっている事
ステントを入れるのには胃カメラをしなくてはいけないこと
胃カメラのための鎮静が効かない可能性もあること
そもそもステントが入れられない可能性もあること
胃カメラをする事で胃からの出血かどうかの観察が出来ること
考えている時間があまりない事

うーん、胃カメラかー、やだなー、全身麻酔なら良いけどなー

というやりとりを担当看護師さんが見て、それをそのまま主治医に報告してくれた

主治医が病室に来て、また明日来るので今夜一晩考えてみてね

と言ったそうな

究極すぎる選択で私はもう旦那の決定にとにかく協力するしかなくて、、、

姑は半ば食い気味に

私はどっちでもいいよ！

と言い出した

は？
あんたがするんじゃないよ

と思いました

また明日が普通に迎えられますように