【高市婚活】 大企業が福利厚生として導入する「出会い系アプリ」が大人気。 導入企業が身分保障、底辺や乞食が入り込む余地なし

福利厚生で恋愛マッチングアプリ　1500社が導入、令和の職場事情
山下裕志
2025/12/8 7:30
https://www.asahi.com/sp/articles/ASTCW0PL9TCWOXIE064M.html

福利厚生として、社員専用の恋愛マッチングアプリを採用する企業が増えている。
子育て支援が充実しているなど一定の基準を満たした企業の社員同士が出会うしくみだ。
背景には、これまで独身者向けの福利厚生が手薄だったとの企業側の反省がある。

福岡県内で小売の仕事をしていた男性（25）が、福利厚生にマッチングアプリがあると知ったのは、勤務先からのメールがきっかけだった。
(略)
良縁を求め、勤め先とは関係のない別のマッチングアプリに登録したこともあったが、「相手の素性が分からないことに抵抗感があった」。
社員専用のアプリであれば、出会う相手は、同じようにアプリを導入している他の企業の社員。そこに安心感があり、利用を始めたという。

ほどなくマッチングしたのは、地方銀行勤務の女性（27）。
女性は「出会いがない」と日頃から職場でもらしていたところ、上司から社員向けのマッチングアプリを教えてもらったという。

音楽という共通の趣味もあった2人は3カ月ほどで交際に進み、今は結婚を視野に同居している。
男性は「会社が福利厚生としてマッチングアプリを採用し、社員の結婚や恋愛を応援するというメッセージを出してくれているのはありがたい」と振り返る。

トヨタも三菱UFJも導入
2人が利用したのは、「Aill（エール）　goen（ゴエン）」というマッチングアプリ。
朝日新聞社系の朝日メディアラボベンチャーズなどから出資を受け、21年に本格的にサービスがスタート。
導入した企業や団体は1500を超えて広がっている。中にはトヨタ自動車や三菱UFJ銀行、JR東日本グループや関西電力、NTTグループなど、大手企業が名を連ねている。