https://news.yahoo.co.jp/articles/19ffc45fb75df51c75add30ad42653f56888a8ff
10/29(水) 15:19米起業家イーロン・マスク氏は27日、インターネット上の百科事典「ウィキペディア」に対抗するサイト「Grokipedia(グロキペディア)」を公開した。ウィキペディアの記事は左派寄りに偏っているとして、自身の右派的な考えを反映させる。「真実」を定義するのは自身やその思想を体現したAIであるとの主張が表れている。
グロキペディアは、マスク氏が率いるAI企業「xAI」が開発した。サイト名の「Grok(グロク)」はxAIの開発する対話型AIの名前だ。無料で閲覧できるのはウィキペディアと同じだが、多くの人がボランティアとして編集や検証に関わるウィキペディアに対し、グロキペディアはAIが生成、ファクトチェックをしているという。今のところは英語だけに対応している。
マスク氏自身の記事について、ウィキペディアではマスク氏の「差別につながる発言や誤情報を拡散した可能性のある言説」といった批判的な項目も含んでいるが、グロキペディアにはそうした記述はない。ゲイや同性婚、マスメディアなどの項目については、マスク氏の批判的な考えが色濃く記述に表れていると米メディアは指摘している。
「グロキペディア」のイーロン・マスク氏で表示される記事の画面
臭そう
グロ キペディア
複数あった方がいいし
しばらくは英語だけかな?
AIが機械的に編集してるからwikipediaよりフラットな視点らしいよ
その下はWikipediaソースなのに何言ってんの
>>19
そもそも英語版Wikipediaみろ
AIの視点を仕込んだやつの視点でやるのがAI
フラットな視点とは見てるやつの目線
おまえ騙されやすだろ
グロペディアwww
さすがジャンキーマスクwww
では誰がアップデートするんだ?
まあAIはネットの匿名書き込み発のデマを簡単に拾っちゃうから酷いことになると思う
マスク氏はWikipediaの欠点について、これまでも声高に批判してきました。同氏によると、Wikipediaは政治的になりすぎて、事実を述べるだけでなく、特定の意見を優遇しているとのこと。Grokipediaは、AIを活用してコンテンツを客観的にファクトチェックし、分析することで、この問題に対処します。
マスク氏は、GrokipediaをWikipediaに代わる中立的で透明性のあるプラットフォームにしたいと考えています。彼は、大規模言語モデル(LLM)を用いて誤情報や偏見を特定し、最新の情報を掲載する予定です。このプロジェクトは、公正な情報への自由なアクセスという同氏のビジョンにも合致しています。
プロジェクトの技術的な詳細はまだ議論されていませんが、Grokipediaはおそらくマスク氏のAIチャットボット「Grok AI」を活用するでしょう。これは、ユーザーがGrokipediaとチャットしたり、質問したり、古い記事ではなくライブデータに基づいた回答を得られる可能性を示唆しています。
また、このプラットフォームは、透明性と説明責任を確保し、閲覧者がコンテンツの信憑性を相互検証できるようにするために、情報源を明示する可能性があります。一方、Wikipediaでは、ウェブサイト上のコンテンツを最新の状態に保つために、人々の積極的な協力が必要です。
Wikipediaは2001年以来、世界中のボランティアによって680万以上の英語記事が維持されている、頼りになる情報リポジトリです。多数の編集者が協力し、正確で人間が書いたコンテンツを他の閲覧者に提供しています。コミュニティファーストのモデルはWikipediaの最大の強みです。
AIモデルであるGrokipediaは、情報処理速度が速いかもしれませんが、読者の信頼と信用を築くのに苦労するかもしれません。このプロジェクトには、AIが生成したコンテンツが人間が書いたものと同じくらい信頼できることを証明するという、さらなるプレッシャーがかかるでしょう。
イーロン・マスク氏のGrokipediaは、ユーザーの情報アクセス方法を変える可能性のある野心的なアイデアです。透明性を高め、リアルタイムで更新されるAIを活用することで、知識プラットフォームの維持・整理が容易になる可能性があります。しかし、Wikipediaは20年以上にわたりコミュニティベースの信頼性と読者の信頼を築いてきたため、その代替は容易ではありません。


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